日本の横笛には、正倉院宝物に伝わる笛や遺跡から出土した笛、源義経ゆかりの「青葉の笛」、雅楽の「龍笛・神楽笛・高麗笛」、能楽で使われる「能管」、さらには祭囃子や長唄などで親しまれる「篠笛」など、実に多様な種類があります。これらの笛はいずれも「竹」を用いて作られており、その一本一本に日本の伝統と職人の技が息づいています。この講座では、そうした横笛を自らの手で作り、音を奏でる体験ができます。
◆開催概要横笛製作入門講座会場:寶珠山 延命院毎月第4土曜日 13:00~15:00※お掃除の上、15:50に完全撤収厳守のこと。
受講料:お一人様 4,000円(会場御礼含む)※材料はその都度対応します。※なるべくお釣りのないようご協力ください。
◆こんな方におすすめ・日本の伝統楽器に興味がある方・手を動かしてものづくりを楽しみたい方・自分の手で作った笛で音を奏でてみたい方
◆講師紹介笛師 田中敏長(たなかびんちょう)先生1953年東京都生まれ。フルートメーカーでの製作を経て、1978年より日本の横笛(能管、龍笛、高麗笛、神楽笛、篠笛、祭笛)の製作・修理・復元・調査に従事。文化庁長官表彰(2016年)、黄綬褒章(2018年)受章。江平遺跡・市川橋遺跡の調査報告書共同執筆、X線透過撮影による構造解明調査協力などの実績あり。源義平所持(伝)龍笛の復元、ハワイ大学やベネズエラ日本大使館主催のレクチャー・ワークショップにも招聘されるなど、国内外で活躍中。
◆ご参加希望の方は、下記担当までご連絡ください。担当:中村香奈子musuhi8kanako8@icloud.com